水曜日, 9月 09, 2009

脳と運動のステキな関係

ひっそりした存在のこのブログですが、思いついてコソコソ更新します☆
さて今回は脳と運動の話について。

脳は消去法でしか学習しない



先日いつも楽しく読んでいる勝間和代さんのメルマガで、
脳科学者である池谷裕二さんのお話が紹介されていました。
いわく「脳は消去法でしか学習しない」ということ。

脳は「正しいことを学ぶ」のではなく「間違ったことを取り除いていく」ことで、
スキルが熟達していくそうなのです。

スポーツで考えてみると基本練習などは「繰り返し」行うことで
正しい動作が身につくようになりますが、
これは失敗を繰り返すことで「これはダメ」「これはダメ」と
消去してよりよい動きを模索していたということなんですね。

チームの中にはものすごく技術の高い選手がいるのですが、例外なく「努力家」。
全体練習が終わってからも自分の課題練習を黙々と行っています。

「天才!成功する人々の法則」という本の中にも
圧倒的な努力の目安として「一万時間」ということが書かれていましたが、
一万時間かけて失敗し、その中から「これならいいんじゃないか」というものを
選択する作業だったのですね・・・。

エジソンは「失敗したのではなく、うまくいかない方法を発見したのだ」
という言葉を残していますが、脳の消去法を見事に表現していると思いませんか。

◆天才! 成功する人々の法則



 運動をすると「頭がよくなる」


健康的な生活を送るためには「運動」が必要であるということ。
いまや常識となっていますが、運動をすることで脳が活性化され、
いわゆる「頭がよくなる」ということが指摘されています。

それは思考力であったり、アイデア発想力でもあったりするのですが、
運動をすることで体の血液循環がよくなり、脳への血流も増え、
エネルギー源(糖質)と酸素が供給されること、
またニューロンの接続を維持するタンパク質が刺激されることに要因がありそうです。

教室でじっと授業を聞いていると眠くなりますが、
散歩をしていると面白いアイデアを思いついたり、頭がすっきりすることは
何となく自分の経験でも思い当たるかも。運動にはメモ帳が必携ですね。

◆ブレイン・ルール



脳を力を100%活用する12のブレイン・ルールの第一番目に、
運動で「能力」がアップするという話が紹介されています。

 スポーツに活かす学習効果



最近「脳科学」に関する書籍がたくさん出版されています。
専門家の方が、「脳科学」の専門知識を持たない一般の人にも
わかりやすく、面白く、ためになるものを紹介しているのですが、
いろいろありすぎて、何を選んで読めばいいのか悩みますね・・・。

私の場合は、
●運動に関すること
●メンタル面の強化などに関すること
●生活に役立つ脳の活性化に関すること
などを好んで読む傾向にあるようです。

と書いておきながら、たまたま読んだ本の中にも面白いコラムがあったので、
こればっかりは本との出合いに感謝!ですね。

◆ちょっとした勉強のコツ



「思考の整理学」が23年間で100万部を突破したという外山滋比古先生の本。
スポーツ選手に関する話題とともにいろんな勉強のコツが紹介されていて、
読んだだけで頭がよくなったような気がします(笑)。

こちらにも書かれていますが、
やはり体を動かすことは学習効果にもよい影響を及ぼすのでしょう。
そしてやっぱり「思考の整理学」はできるだけ早く出合うべき本の一つ
であることは間違いないですね。

◆思考の整理学

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