木曜日, 5月 31, 2007

トレーナーに必要な資格

ブロガーは定着するまでに平均5個程度のブログを作っては削除、するそうですが
サイトを運営してからいろいろ受ける質問や、雑感などをまとめていこうと思っています。
サイトのコンテンツにしてもいいのですが、大きくなると更新するのに作業時間がかかります。ブログの比じゃありません。
ということで前置きはこのあたりで、本題に入りましょう。

 トレーナーを目指すのですが必要な資格を教えてください



という質問は今までにもいろいろといただきました。

ワタシの場合、衝撃的な(ワタシにとっては)事件がありました。
お世話になっている先生に
「トレーニングコーチというよりはアスレティックトレーナーとして活動したい」ということを話したところ、
「トレーナーとして活動するなら、鍼灸師の資格を取りに専門学校に行きなさい」と言われました。
「・・・鍼灸師?」
社会人として企業に勤め、トレーナーとしては超スロースターターだったワタシは愕然としました。
鍼灸師の資格を取るためには専門学校で3年勉強し、その後国家資格受験を経て資格を取るのが一般的です。
時間もかかりますが費用もかかります。そんな時間も費用も余裕がありません。

 なぜ資格が必要なのか



アドバイスをいただいた先生がたまたま陸上競技出身でした。
競技によって活動するトレーナーのスタイルがかなり違っているというのも後から知ったことなのですが、
陸上競技に関しては鍼灸師の資格をもった方がトレーナーとして治療(施術)をしている場合が多いようです。
プロ野球などに関してもトレーナーとして仕事をするためには、鍼灸師の資格を持っていることが前提条件でしたが、
最近では理学療法士、ATC、コンディショニングコーチなどトレーナー業務の分業化もすすんできました。

「トレーナーをするために必要な資格」を探すのではなく、
「どんなトレーナー活動をしたいから、どのような資格が必要なのか」ということ。
資格はゴールではありません。トレーナー活動を行ううえでのスタートです。

こういった視点で物事を考えるということはトレーナーのみならず、いろんな仕事をする上で必要な考え方ではないでしょうか?

資格については折に触れて考えてみたいと思います。

◆関連ページ
フィールドの選択
フィールドの選択(アスレティックトレーナー、メディカルトレーナー)
フィールドの選択(治療をするトレーナー、フィットネストレーナー、ストレングストレーナー)

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